今年は、さらに香りとバランスが引き立つ処方に調整してお届けします。
国産紋別ラベンダー、オーガニックラベンダーそしてラバンディンの3種を軸としたオリジナルのマリアージュブレンドです。広大な農場で収穫されるそれぞれのラベンダーが放つ香りは、力強さと優しさ、そして甘さを感じさせてくれる特別なバランスを持っています。
少し肌寒いこの季節のために心地よく感じる香りに仕上げ、大切な人へのプレゼントとしてもお選びいただくのに間違いないアイテムです。

今年も例年通り「甘さと芳醇さ」がありながら、フワッと優しく広がるオーガニックラベンダーならではの心地良さや爽快さを堪能することができる香りの逸品です。単品（シングル）での活用はもちろんのこと、他の精油とのブレンドにおいても、香りの深さと幅を広げてくれる大切なアイテムです。
アロマセラピーの代表格として必ず誰もが手に取る精油の1つではありますが、その歴史は長く、そして真正ラベンダー（Lavandula agngustifoliaランデュラアンガスティフォリア）に関しては、色や背丈などの違いで現在は多くの「通称名」がついたさまざまな種類を手に取ることができます。そしてその心身への活用範囲と感覚へ働きかける奥深さは、どの精油にも優るほどに私たちを魅了し続ける植物です。
植物本来の香りを引き出すオーガニック認証のラベンダーの力強さと嗅覚で感じる香り高さは、そうではない栽培のラベンダーに比べると格段の差があるからこそ、私たちはオーガニック認証にこだわった品質を守り続けています。

「2024年ヌーボーラベンダー」として、
今年収穫と抽出を行なったばかりでフレッシュな野生種（ワイルド）ラベンダーをお届けします。野生種（ワイルド）ラベンダーはオーガニック認証のラベンダーに比べると鋭さと渋さを兼ね備え、甘さではなく、深みと芳醇さが融合し揺るぎない強さを感じます。
野生種（ワイルド）ラベンダーはオーガニックのラベンダーや通常のラベンダーと何が違うの？といった疑問が生じるかと思いますが、野生種（ワイルド）ラベンダーは唯一人の手が届かない場所で生息し、人間の都合で収穫できる状態ではなく、自然界に沿って生きているラベンダーです。
そのため野生種だけのラベンダーの農場というのは存在せず、その生息場所を知っている農家の方達によって手摘みで大切に収穫抽出され、毎年このフェアのために届けていただている希少価値の高い唯一のラベンダーです。
最も気候や温度の変動によって収穫量が変動する種類でもあり、それに合わせて香りも毎年変化します。名前が同じ真正ラベンダー（Lavandula agngustifoliaランバンデュラアンガスティフォリア）といっても、あり方には、ラベンダーの「個性」があり、全て一緒ではないことがわかります。
また、多少の成分の違い（＝香りや色の違いでもある）はありますが、ケモタイプ（CT)に分類されるほどの差ではありませんので、リナリルアセテートとリナロールを主成分とした通常のラベンダーの活用範囲でご使用いただけます。
1人でも多くの皆さんにこの野生種（ワイルド）ラベンダーを感じてもらいたいというフランスの農家の皆さんとARTQ ORGANICSの想いをお届けします。

2024年7月末から8月にかけて北海道紋別郡にあるラベンダー農場で収穫抽出したラベンダーをお届けします。今年も収穫体験に参加してくださったみなさんと共に、「そのままの香り」を感じていただくために、大切に手摘み作業を行ないました。
フランスから届くラベンダーとは全く違う香りを放ち、多くの方が驚きます。クセのある深みや苦味、そしてグリーンで甘さも感じる複雑な香りは、どこかなつかしく、そして私たちを安心させてくれるような香りを放ちます。
よりこの北海道紋別ラベンダーをそのまま堪能したい方は、指先や手のひらに1滴垂らし、体温を合わせるようにして香りを体感いただくと、その芳醇でクセがやみつきになる香りを感じていただくことができます。
私たちARTQ ORGANICSは、19年前からこのオホーツク紋別地区に拠点を持ち、収穫抽出作業と共に、オーガニック認証工場を設立しています。
ラベンダーの収穫においては、決して他国だけではなく北海道も大きな気温変化や雨といった気候変動に多大なる影響を受けており、19年前とは全く違う状況を肌で感じながら、国産ラベンダーを少ない収穫量でもどのようにお届けできるか？に挑戦し続けてきました。近年は通常収穫が盛んである富良野地区だけでなく、緯度が少し高いオホーツク紋別地区においてもラベンダーの生育が広がっています。
Back to the Basic精油の原点となるラベンダーを、国産としてもみなさんにお届けすることが、私たちにとっても本質的真のラベンダーの香りを知る１つの大切で継続的な活動だと考えています。
ぜひ「希少価値」としての特性だけではなく、国産ラベンダーだからこそ感じることができる私たちの感覚を呼び起こしてみませんか？

ラベンダースパイク(Lavandula latifolia)は、苦味と青さ、そしてスッとした爽快感が軸となっているラベンダーの種類です。
成分構成として、1.8シネオール、カンファーなどが引き立ち、スッと感じる香りの特性にもつながっています。
また、単品（シングル）での活用に関しては、妊産婦や高齢者、子供への使用は気をつける必要がありますが、成人男女で妊娠をしていない方や、循環に関わる不調和やケアのサポート、運動前後のケアなどに関してラベンダーを活用したい場合には、通常の真正ラベンダー（Lavandula angustifolia)よりもこちらのラベンダースパイクがお薦めです。
他のラベンダーとの嗅ぎ分けなど、ぜひ種類違いの香りと成分の特性を感覚で感じてほしいと願っています。

今年は初めてのラバンディン/ラバンジン発売です！
真正ラベンダー（Lavandula angustifolia)とラベンダースパイク(Lavandula latifolia)の交配種（ハイブリッド）であるラバンディン/ラバンジンは、両方の精油の香りが融合し、いいとこ取り！をしたような精油です。一般的には化粧品やシャンプーなどによく活用されている精油です。
生産と収穫は、通常の真正ラベンダー（Lavandula angustifolia)の10倍以上にもなり、実際には比較的高値で取引されてきた真正ラベンダー（Lavandula angustifolia)の代用としても、大変重宝されてきた歴史があります。
成分構成としても、リナロール、リナリルアセテート、1.8シネオール、カンファーなど両方の精油成分を持ち合わせており、芳醇な甘さと、爽快さと鋭さの両面を持ちバランスの良い香りが特徴ですので、さまざまな活用が期待されてきた大切な精油です。ぜひラインナップに加えてみてくださいね。
また、単品（シングル）多容量での活用に関しては、妊産婦や高齢者、子供への使用は気をつけてください。